2019年07月10日
縁深き人と共に

目の前には、一杯の味噌ソバがあった。
そう…、相性がよかったソバ。
あんなにも仲良しだったのにもかかわらず、最近、冷たくなったと嘆いている人。
結局、どれほど語り合っても、お互いの心なんて、理解するのって難しいことなのかも。
時と共に変わってしまった、目の前のソバのように、ズレが生じてくる。
麺のゆで加減は軟らかく、ベースとなるスープの出汁に、コクも風味もなく、油が多く浮かんでしまっている状態…、どうしてしまったんだろうか。
夫妻や親子や恋人であっても、心を通わせるのって、やはり難しいのだろうか。
いや、人は、ソバとは違い、スキンシップが可能でもある。
相手の話をよく聴き、自分の気持ちを伝える。
譲り合いがある時は、思いやりだけを示し、ある時は、甘えたりする。
相性がよく、仲良し同士の縁深き相手ゆえだからこそ、心が通じ合う時を多く持つことができ、理解することが可能なのだと思う。
タグ :嘆き
2019年06月19日
拘り続ける意志

拘りが有るのと無いのとでは随分と違う。
拘っている時と云うのは、途中で止めたくなることもある。
自分で決めた拘りだけに、誰にも迷惑をかけないのなら尚更。
結果はどうであれ、拘りながら向かい進んで行く時の人は、輝きに満ちている。
自分の心身を磨くために、拘りを持ち続けていきたい。
タグ :嘆き
2019年06月11日
見失う大切なこと

そこには、10万円と1千円の洋服がある。
そこで、貰えるとするのなら、10万円の洋服を選択する人が多いのでは。
高価の方が、丈夫で長持ちするだろう。
安価の方が、お洒落になることだろう。
しかし、本当に大切なことは、高価であろうが、安価であろうが、その洋服を、着こなせるということ。
着こなせるとは、お洒落に着こなすということではなく、自分の力で着衣するという意思があること。
何らかの事情や身体的なことがあり、自力で着衣することができなくとも、意思がない人は、人の助けに依存するしかない。
最初はできなくても、一歩一歩の向上に励むことが、本当に大切なこと、諦めてほしくない。
本当に大切なことは何なのか、そのことを考えたい。
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